2010年代に流行語になった『インスタ映え』はSNSでの共有に最適化され総写真家時代になった今日、かつてプロフェッショナルな写真家の特権だった技術は誰の手にも手軽に持つ事が出来るようになった。
技法は簡易になり『写真家』と言う特殊な称呼は無くなりつつあり、普遍化して来たのも現状である。
SNSは社会的用途の広がりと重なり、写真の裾野は広がり続けているがその分、ドキュメンタリー的な深みは無くなってきた。
『いいね』『いいね』の優越感に浸る溢れ出た写真群に溺れないようにしたいものである。
う~ん、言わば枯淡の境地かな・・・・(笑)